就職や転職活動を進める中で、求人票を見ながら「転勤がある会社って、やっぱり給料や手当が高いな…」と目が留まったことはありませんか?
確かに収入アップは魅力的ですが、「給料の高さ」だけで全国転勤型の企業を選ぶのは絶対にやめてください。
なぜなら、転勤生活はあなたの今後のライフプランや家族の将来に100%直結するからです。
知らずに入社して「こんなはずじゃなかった」と後悔する人は少なくありません。
この記事では、10年間転勤族を続け、これまでに5回の転勤を経験してきた私が、入社前に絶対に知っておくべき「転勤族のリアルな心構え」と「向いている人の特徴」を本音でお伝えします。
会社選びで後悔したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
給料が高いからで選ぶと後悔する?「全国転勤型」のリアル
企業研究をしていくと、転勤がある会社(全国転勤型)の給料が高めに設定されていることに気づくと思います。
これには、見知らぬ土地へ行くことへの「手当」や「リスク補償」の意味合いが含まれているためです。
しかし、お金につられて安易に決めてしまうのは危険です。
なぜなら、転勤はあなたの人生の主導権を会社に握られることでもあるからです。
友達と離れ、見知らぬ土地でリセットされる生活に、自分のメンタルが本当に耐えられるかをまず心に問い直す必要があります。
- 地元の友達と離れ、疎遠になるかもしれないけど大丈夫?
- 周りには会社の人間しかいない環境(知り合いゼロ)に耐えられる?
- 結婚したとき、パートナーが自分の転勤にずっとついてきてくれる?
結局のところ、転勤生活で一番大切なのは「自分のメンタルが環境の変化に耐えられるかどうか」です。
まずはここをシビアに考えてみましょう。
【重要】ライフステージの変化に備える!「地域限定職」の有無を必ず確認すべき理由
ここで、私の会社の同僚の話をさせてください。
私の勤める会社には、日本全国どこにでも行く可能性のある「全国転勤型」と、特定のエリア内(関東・九州など)だけで異動する「地域限定型」の2つの職種があります。
同期入社で、研修中は「転勤してなんぼ!」と意気込んでいた同僚がいたのですが、入社6年後の研修で久しぶりに再会すると、なんと全国転勤型から地域限定型に職種を変更していたのです。
理由を聞くと、一言こう言いました。
「結婚したんだけど、奥さんがどうしても転勤についていきたくないって言うから、職種を変えたわ」
独身のときは「どこでも行く」と思っていても、結婚や育児、将来的な親の介護など、ライフステージが変われば価値観はガラリと変わります。
そのときに「転勤しない生き方」を選べるセーフティネットがあるかどうかが非常に重要です。
会社によって「エリア総合職」など名称は異なりますが、「途中で職種を切り替える制度があるか」は、入社前に必ず確認しておきましょう。
「今の会社は転勤を断れない…」「最初から転勤なし・エリア限定の優良企業を探したい」という方は、求人サイトを見るだけでなく、非公開求人を多く持つ転職エージェントに相談するのが確実です。あなたのライフプランに合わせた最適な企業を提案してくれます。
住めば都!転勤族を「長期の旅行感覚」で楽しむマインドセット
職場の人と転勤生活について話すと、決まって出てくるフレーズが「住めば都(みやこ)」です。
実は、転勤族の最強のマインドセットはすべてこの言葉に詰まっています。
私は以前、最寄りのコンビニまで車で30分もかかるような、なかなかの田舎に転勤したことがあります。
最初の1ヶ月こそ「なんて不便なところに来てしまったんだ…」と絶望していましたが、気づけばその土地の生活リズムに慣れ、なんなら心地よく楽しんでいる自分がいました。
転勤生活は、「会社のお金で引っ越しさせてもらえる、長期の国内旅行」だと思えば一気に楽しくなります。
普通の旅行(2泊3日など)では絶対に立ち寄らないマニアックな名所に行けたり、その土地の本当の地元グルメや名店に気兼ねなく通い詰めることができるのは、転勤族だけの特権です。
旅行や新しい発見が好きな人には、むしろ最高の環境と言えます。
孤独に潰されない?転勤族のリアルな「休日の過ごし方」
「旅行好きなら転勤族に向いている」と書きましたが、ひとつ注意点があります。
それは、「大人数でのワイワイした旅行が好きな人」は苦戦する可能性が高いということです。
「転勤先でも、職場の人が毎週土日に遊びに誘ってくれるだろう」と期待しているなら、それは少し甘いかもしれません。
私がこれまで経験した5回の転勤先でも、職場のメンバーと出かけるのは「多くて月1回ご飯に行く程度」でした。
これには、以下のような現代のリアルな背景があります。
- 周囲の先輩たちは単身赴任が多く、週末はほとんど実家に帰ってしまう
- ワークライフバランス(プライベート尊重)重視のため、お互いの休日を邪魔しない空気がある
- 特に20代の若手は、休日に職場の人間と会いたくない人が多い
そのため、転勤先の休日は想像以上に「1人の時間」が多くなります。
「1人で過ごすなんて耐えられない!」という寂しがり屋な人には正直厳しい環境ですが、逆に「多趣味な人」や「自分のための1人の時間が欲しい人」にとっては、これ以上ない最適な環境になります。
見知らぬ土地での最初の1ヶ月、孤独に負けそうになったときに私を救ってくれたのは、映画やアニメの動画配信サービス(サブスク)でした。
休日に一気見できるエンタメ環境を整えておくだけで、一人暮らしの寂しさは一気に解消されます。
おススメのサブスクについての記事も参考にしてください。
【30代の家計管理】サブスクの見直しは1つに絞るのが正解!5年無駄にしたサラリーマンがAmazonプライムを激推しする理由
10年やって分かった!転勤族に向いている人の3つの特徴
最後に結論として、転勤を楽しめるメンタルを持っている人の特徴を整理します。
私の経験上、「学生時代に一人暮らしを経験していた人」は転勤族への適性が非常に高いです。
理由は次の3つです。
- 「1人で生活できる」という自立の実績がある(家事全般をこなせる)
- 引っ越しの手続きや荷造りの経験がある(環境が変わるハードルが低い)
- 休日を1人、または限定された友人と過ごすことに慣れている
実家暮らしの人がダメというわけではありませんが、これら3つの「環境の変化に対する経験値」があるかどうかで、最初の赴任先でのメンタルの安定度が大きく変わってきます。
まとめ:すべてはメンタル次第!事前の準備で道を切り開こう
色々と厳しい現実も含めてお伝えしてきましたが、結局のところは「すべてあなたのメンタル(捉え方)次第」で、転勤生活はどこまでも楽しくなります!
これから転勤のある企業への就職・転職を視野に入れている方は、ぜひ「給料の額面」だけでなく、今回お伝えした「心構え」や「会社の切り替え制度」を頭に入れた上で、後悔のない選択をしてください。応援しています!
転勤族の有り余る「一人の時間」をダラダラ過ごすのはもったいない!私はこの時間を使って、将来の資産形成に役立つFP(ファイナンシャルプランナー)3級の資格を独学で取得しました。
時間を味方につける勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。



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